lab stage2

撮影現場でのデイリー生成に必要な ただ1つのソフトウェア Silverstack Lab

撮影データの安全確実なバックアップ&クリップ、音声、ルックの管理と整理分類からオンセットデイリー出力まで。
撮影現場のあらゆるニーズに対応する総合データ管理ツール「Silverstack Lab」

独自のトランスコーディングエンジンによる高速デイリー出力

あらゆる設定項目を網羅した、高速トランスコーディングエンジンによるオンセットデイリー生成

Silverstack Labは、撮影現場のあらゆるニーズに適応する、プロフェッショナルなデイリー生成機能を備えた総合オンセットデータ管理ソフトウェアです。

ルックマッチング機能と自動オーディオシンク機能で、撮影された映像と音声、ルック情報の相関関係を管理しながら、撮影現場での収録データのチェックを目的としたデイリー生成に備えることができます。コーデックや解像度はもちろん、画角チェックのためのフレームラインや透かし、メタデータ等の焼き込み等、多彩な設定項目を網羅し、あらゆるデイリー再生のニーズに対応するファイルを出力できます。

Silverstackシリーズの最上位バージョンとなる Silverstack Labは、Silverstack XTのすべての機能に加えて、撮影現場で収録された映像の試写を行うデイリーの出力機能を追加。旧来のフィルムでの映画製作で、現像所が担ってきたラッシュ現像の機能を高速なトランスコーディング機能として、今日のデジタルシネマ製作時代にふさわしいオンセットツールの一部として統合しました。

 

どこでもデイリーを生成

Silverstack Labは撮影現場やポストプロダクションを問わず、いつでもどこでもデイリーを生成できます。


サードパーティー製ツールとの連携性

Silverstack Labは、主要な映像編集ソフトウェアおよび多数のWebデイリープラットフォームとのインテグレーション機能を備え、相互連携しての運用が可能です。


デイリー生成機能を統合した最上位バージョン

Silverstack Labは、Silverstackシリーズの最上位バージョンとして、Silverstack およびSilverstack XTのすべてのデータ管理機能を備えています。Silverstackシリーズが持つすべてのオンセットデータマネジメント機能にデイリー生成機能をシームレスに統合したバージョンです。


自動オーディオシンクとルックマッチング機能

自動オーディオ同期とルックマッチング

映像・音声・ルックを自動でリンク。トランスコードに備える

audiosync look matchingSilverstack Labは映像クリップと音声、ルックの相関関係を自動的に検出する便利な機能を備えています。
外部のオーディオファイルをSilverstack Labに読み込むと、同期ウィザードがタイムコードに基づいて対応するオーディオクリップとビデオクリップを検出し、自動的に同期させます。ルック情報も同様にインポートすると、タイムコードを介して照合され、ビデオクリップに自動的に関連付けされます。

さまざまなトランスコーディング構成に対するさまざまな要件の要求

デイリーをあなたとプロダクションのニーズに合わせて構成します。

transcodingSilverstack Labは、デイリー生成に必要なあらゆる設定項目を備えています。画角チェックのためのカスタムフレームライン、動的メタデータ、透かしの焼き込み、解像度、コンテナ、コーデック、ビットレートなどの設定項目を網羅しています。 デイリーに求められる要件のすべてに対応するSilverstack Labがあれば映画撮影に万全の態勢で臨むことができます。

 


独自のハイブリッドCPU / GPUベースの高速トランスコーディングエンジン

CPU、GPU マシンパワーのすべてを余すことなくトランスコードに総動員

高速ハイブリッドトランスコーディング

fast hybrid transcodingSilverstack Labには、最短時間で画質に妥協することのない映像ファイルを最短時間で出力する高性能のトランスコーディングエンジンを搭載。しかも異なる解像度、異なるコーデックのファイルへの同時出力を一発の操作で実施できます。複数の異なる解像度、そしてAVID DNxHD / DNxHR、ProRes、H.264 / H.265(HEVC)といった主要コーデックへのトランスコードを同時並行に処理。無駄な繰り返し作業の労力を解消します。

Silverstack Labには、編集システム、Webプラットフォーム、およびストレージアーカイブ用にクリップを迅速にトランスコードするために必要なすべての機能を網羅しています。

すべての撮影データを集約して一元管理

すべてのメディアを1か所に。SilverstackLabのセントラルライブラリで一括集中管理

libraryメディアがカメラからSilverstackLabに取り込まれるたびに、ソフトウェアはすべてのクリップ、ルック、およびオーディオ情報をSilverstackのライブラリに自動的に集約して保存します。トランスコードが作成されると、ライブラリはすべての重要な日次情報も追跡およびログに記録します。すべてのメディア資産を1か所にまとめることで、毎日の作成プロセスをより簡単かつ迅速に管理し、結果を常に時間どおりに目標どおりに配信できるようになります。

 

 


主要な映像制作ツールとの連携

サードパーティーツールとの高い親和性

workswellwithothers 1workswellwithothers 2Silverstack Labを使用すると、Avid Media Composer、Adobe Premiere Pro、Final Cut Pro、DaVinciResolveなどの主要な編集ソフトウェアにメタデータを直接転送できます。また、ARRI Webgate、 COPRA、 Drylab、 Frame.ioなどクラウドベースのデイリープラットフォームとの優れた連携機能で、クリップや広範なメタデータ情報を直接転送できます。サードパーティー製ツールやプラットフォームとの連携により、Silverstack Labでの高速トランスコーディングとクラウドベースのデイリープラットフォーム間の相互のメタデータ保持を組み合わせた強力なデイリーワークフローが実現します。

 

■ カメラとルックメタデータをクラウドでさらに活用

ShotHubを使えばいつでも、どこからでも、どのデバイスからでも、オンセットアプリケーションのSilverstackとLivegradeの両方からクリップ情報とルックメタデータに瞬時にリモートアクセスできます。

 

 Silverstack Offload Manager

som stage

■ 撮影データのバックアップ作業に特化した専用ソフトウェア

映画の撮影データの取り扱いは、大変な責任を伴います。「Silverstack Offload Manager」はデータのバックアップ作業のためだけに機能を絞り込むことで、シンプルで安全確実に貴重な撮影データを保護する専用ソフトウェアです。

 

■ 必要なすべてをひとつに

icon allyouneed主要なデジタルシネマカメラの収録形式に対応。さらに複数のバックアップ先へのデータコピーも可能。見やすい作業報告レポートを出力する機能も搭載しています。


■安全・確実

icon secure世界中の映画撮影で使われているSilverstackと同じデータチェックサム機能を備え、安全・確実に撮影データを保護します。

 
■ シンプル

データのバックアップ作業だけに絞り込んだシンプルな操作性。

icon simpleデータの流れを手に取るように把握しつつ、いつでも簡単にメディアを追跡できます。

■ 撮影データのオフロード作業

不要な機能を省いて撮影データのオフロード作業だけに徹することができる、極限にシンプルな操作系。

「Offload Manager 」は、各種デジタルシネマカメラの撮影データ形式に対応。データコピータスクを限りなくシンプルにします。

あらゆるファイルタイプに対応。RAWシーケンスを含むすべてのカメラ形式、写真、音声などのメディアデータだででなく、制作ドキュメントのようなデータも余さずバックアップします。すべてのファイルはxxHash、MD5、SHA1といった一般的なチェックサム方式で照合しながら安全確実にコピーされます。

■ 作業報告書をワンクリックで自動生成

日常の作業報告をワンクリックで自動で文書化します。

one click reports見やすいレポートをクリックひとつで自動的に作成。オフロードレポートでチームメンバーからの信頼を獲得できます。 用途に合わせて選べる2つのレポートタイプを備えています。レポートは、すべてのデータが安全に転送されたことを文書化して証明できる、プロフェッショナルとしての作業記録になるでしょう。撮影素材がコピーされたポータブルストレージに出力したレポートを添えれば、撮影から編集工程への撮影データを確実かつ迅速に引き渡すことができます。

■ 複数のソースからの並列オフロード

同時処理でコピータスクを高速化

複数のソースから同時にコピーできる Silverstack OffloadManagerは、ファイルのバックアップをさらに高速化します。ソースメディアをコンピューターに接続し、並列実行するコピージョブの数を指定するだけ。残りの作業はOffloadManagerが自動処理します。ソースの数に関係なく、オフロードマネージャーを使用するだけで一度にすばやく安全にオフロードが完了します。

■ 上位バージョン Silverstack XT / Silverstack Lab にプロジェクトを引き継いで連携

integration silverstack offloadmanagerオフロードのたびに、カメラのメタデータが抽出されてバックグラウンドで保存されます。すべてのメタデータは、収録データとともにSilverstack XTおよびSilverstack Labに包括的に転送することができます。プロジェクトをこれらの上位バージョンに転送すれば、すべてのメタデータを参照しながら、クリップの再生やQC、さまざまな管理が行えます。

 

「Pomfort Account」(ポムフォートアカウント)について

ライセンスの状況の確認や管理をユーザー自身の手で行えるオンラインシステム「Pomfort Account」が2018年より公開されました。この記事では「Pomfort Account」を開発・公開した経緯についても説明します。

pf acc

● Pomfort製品のライセンシングシステム

すべてのPomfort製品は、ソフトウェアライセンス許諾を保有する正規ユーザーのみが利用できるように、ライセンスコードを使ったアクティベーションプロセスを採用しています。今日のソフトウェア産業では、多種多様なライセンシング方式が存在しますが、いずれもソフトウェアを使い始めるまでにユーザーに何らかの手間を強いるものです。Pomfort社では、ライセンスを購入後すぐにユーザーが利用できるように、できる限り簡便で即時性のあるライセンスコード方式を採用しています。

複数のPomfort製品ライセンスを保有するユーザーの多くが、異なるMacの間でライセンスを頻繁に移行しています。しかしながら複数のライセンスを数台のMac間でやりくりしていると、どのライセンスがどのマシンでライセンスが有効化されているかを特定することが難しくなります。また、ライセンスがインストールされたままMacが故障したり、譲渡・売却するなどして、OSのクリーンインストールを行ってしまった結果、ライセンスのアクティベーションを解除することができなくなる問題も発生しています。この場合には、Pomfort社にライセンス解除を依頼して、手作業でライセンスを解除する手続きを踏まなければなりません。またこの際の手作業での手続きでは、時差の問題などの理由により即時に問題が解消されないなどの問題を抱えていました。

こうした問題の解決を目指して、ユーザー自身で保有しているライセンスを管理・確認できるようにするべく開発されたオンラインシステムが「Pomfort Account」なのです。

● 「Pomfort Account」とは?

「Pomfort Account」はユーザーが保有しているPomfort製品のライセンスを確認・管理できるウェブベースのオンラインシステムです。デスクトップコンピュータの他、タブレット端末やスマートフォンでの利用も考慮されています。

利用には、まず次のURL https://account.pomfort.com/ からユーザー専用のアカウントを作成します。 「Pomfort Account」では、購入の際に登録したものと同一のemailアドレスをログイン名として使用します。アカウントを登録することで、同一のemailアドレスを使用して購入したライセンスが一緒に登録されます。

● Pomfort Accountでできることは?

「Pomfort Account」に入ると、すべての有効なライセンスおよび最近失効したライセンスが、ライセンスキー、購入日、アクティベーション年月日、ライセンス失効年月日、次回サブスクリプション更新予定日などのライセンスに関連した情報とともに表示されます。

pf acc 259x300

さらにPomfort Accountの画面では、ライセンスがアクティベーションされたコンピュータを特定するための「Location Name」項目も表示します。「Location Name」項目にはお使いのコンピュータ名など、任意の文字列が入力できます。

● 緊急ライセンス

Pomfort Accountでは、通常のライセンシングを行えるほか、さらに「緊急ライセンス」の発行機能を追加しています。
アクティベート済みの利用中ライセンスを持つ年間更新形式のサブスクリプションライセンス保有ユーザーは、何らかの理由で通常利用しているライセンスが動作しなくなったなどの場合に使用できる「緊急ライセンス」を発行することができます。この「緊急ライセンス」は、たとえば代替機などの他のコンピュータでもすべての機能が利用できます。

緊急ライセンスの作成は、インターネットに接続してPomfort Accountにアクセスできる限りいつでもどこからでも可能です。緊急ライセンスは5日間有効です。

Pomfort Account、そしてサブスクリプションユーザー向けの緊急ライセンスは、ライセンス有効化の利便性や保有ライセンスの状況の一括管理、そして緊急トラブルの回避手段を提供することでカスタマーエクスペリエンスの向上を目指しています。Pomfort社ではPomfortAccountに限らず、ライセンスやその他のご質問や問題解決の手助けができるように願っています。

 

 

LiveGrade と Silverstackの連携

Silverstack バージョン5とLiveGrade 3.4から、相互のソフトウェアの連携機能が強化されました。

HD-SDI出力で、QC・撮影データの品質チェックを次のレベルへ。

撮影した素材でルックの確認を、最高画質でチェック

sst infopanel 3Silverstack XT 5が新たにHD-SDI出力機能を搭載。撮影直後のデータを10ビット色深度・フルHDで、ルックを反映させて確認ができます。ワイドスクリーン上映など、最終納品形態の画面比率を再現できるフレームライン表示も備え、より最終イメージに近い再生確認ができるようになりました。


ラッシュ試写システムやノンリニア編集機へ、高速に受け渡し

Silverstackで前編を通したルックの管理がより便利に

sst infopanel 2DaVinci ResolveAvid Media Composerへ、カラーメタデータを伴って映像素材データを円滑に受け渡すことができるようになりました。Silverstack 5の内蔵トランスコード機能は、ルックを反映させたファイルの出力も行えます。


ルックとクリップの関連付けが簡単に

LiveGradeからルックをエクスポート。クリップとの関連付けはSilverstackのマッチングウィザードにおまかせ。

sst infopanel 1ひとつのライブラリで、クリップもルック情報も一括管理。メタデータやレポートの生成、他のポスプロアプリケーションへの受け渡しもスムーズです。

マッチングウィザード


Silverstack Offload Managerを除く、Silverstackシリーズの機能一覧です。特に印の無い機能はSilverstack、XTの表示がある項目はXT以上のバージョン(XTおよびLAB)の機能です。(LAB)表示の項目はLAB版の機能です。

クリップライブラリ

ライブラリ
  • 単一のライブラリによるストレージを包括的に管理
  • 全アセットのサムネイル表示
  • オフライン・オンラインを問わず全てのアセットへの常時アクセス
連番ファイル
  • 連番画像ファイルの自動識別
  • 連番画像を単一のクリップとして自動認識
  • JPEG、TIFF、DPXによる連番ファイル素材対応 (例:タイムラプス撮影データなど)
管理
  • 各デジタルシネマカメラ固有のメタデータへの対応*
  • クリップおよびサイドカーファイル(XML, ALE等)からのメタデータ抽出*
  • 素材データおよび変換後のファイルを同一のライブラリで一括管理
  • トランスコード進捗表示
 ベリファイ状況
  • クリップ・ビン単位でのベリファイ状況表示
カラー&ルック
  • 基本グレードコントロール
  • CDL and LUTグレーディングモードでのノードベース操作
  • アドバンストグレーディングモード
  • ASC-CDLおよび3D LUTのベーシックグレーディングノード
  • 1D LUT, HHS, カーブノード等のアドバンストグレーディングノード
  • グレーディングノードから直接ASC-CDL(.cdl)の読み込み&保存
  • [LAB] 最大12クリップまでのアドバンストプレイヤーグリッドビューによる比較対照
  • 2クリップまでのプレイヤーグリッドビューによる比較対照
  • ルックライブラリ
  • ショートカットキーを使用したルックのコピー・ペースト操作
  • グレーディングパネル機器対応
  • クリップとルックを単一のライブラリで管理
  • 最新のACESバージョンのダウンロード(ACES1.0.3まで)
  • RED IPP2 カラープロセシングを使ったカスタムルック
オーディオ
  • Broadcast Wave ファイル(BWF, .wav)の自動検出
  • 複数トラックを持つオーディオクリップの自動検出
  • LTCタイムコードの抽出
  • [LAB] タイムコードへの自動同期
  • [LAB] タイムコードを基準とした音声クリップの同期調整・再同期
  • [LAB] タイムコード目盛り表示と音声波形の拡大・縮小表示を使った詳細な同期調整
  • 映像・音声の手動同期調整
  • フレームステッピング
ダイナミックメタデータ
  • ダイナミックメタデータ対応
  • [LAB] ダイナミックメタデータを焼き込んだトランスコード
検索
  • クリップ名、メタデータ、ユーザー情報などでのクリップ検索
  • 複雑な検索条件に便利なスマートフォルダ
 ライブラリの並び替え
  • アルファベット順または日付順のライブラリアセットの並び替え
インポート
再リンク
  • Silverstack外に移動・コピーされたファイルの再リンク
キーボード
ショートカット
  • メインメニューの操作に対応したキーボードショートカットのカスタマイズ

 

オフロード&バックアップ

バックアップ
オフロード
ベリファイ
  • コピージョブの完了とともにベリファイ処理の逐次実行
  • コピー/ベリファイを個別に実行(コピーを完了させ、ベリファイを事後に実行)
インジェスト
  • ポストプロダクションでの混乱を防ぐ重複クリップ検出機能
  • ルック管理でのフォーマットごとのインジェスト設定
  • コピーを伴うことなく、クリップライブラリへの取り込み
ボリューム
  • 使用されたストレージボリュームのオーバービュー
  • 容量検証、使用容量、空き容量レベル
  • ファインダーを経由せずボリュームをアンマウント
  • SealVerifyを併用したメディアの一貫性を担保するボリューム封緘(シール)機能
  • SealVerify利用のための封緘情報管理
ワイルドカード

 

ジョブ

ジョブキュー
  • 複数ジョブの逐次実行・並列実行
  • コピー・トランスコードジョブの視覚化されたジョブキュー表示
  • 処理待ちジョブのドラッグ・ドロップ操作による処理序列変更
  • 特定のオフロード処理の優先処理化
ジョブ中断
  • サブタスクの完了後のジョブ中断
  • 中断・再開操作を使って処理序列の最適化操作が可能
ジョブヒストリー
  • すべての完了ジョブの履歴表示
ジョブステータス
  • pervasiveステータス表示からいつでもジョブの状態を確認可能
  • 見やすい表示でジョブ完了・エラーを瞬時に把握
 ジョブモニタリング
  • オフロードおよびバックアップ進行中ビンのライブラリでの進捗表示
  • ジョブパネルで依存関係にあるジョブの表示

 

再生・品質チェック(QC)

ネイティブ再生*
  • 対応カメラフォーマットのネイティブでのリアルタイム再生
  • 包括的なクリップタイムラインでの素早い閲覧操作
  • チャンネルミキサー・メーターを備えたオーディオ再生
  • シングルオーディオトラック再生
  • 「絶対時間再生」「全フレーム再生」目的に合わせた2つの再生モード
プロセシング*
  • クリップごとに画像処理の設定ができる再生・トランスコード
  • アナモルフィックレンズ撮影素材へのアスペクト比率補正
  • 水平反転・垂直反転、180度回転
  • ルック適用処理 (ファイルからのlog-to-video, プリセットまたはカスタム3D LUTの適用)
フレームライン
HD-SDI 出力機能
  • HD-SDIモニタ上での10ビット色深度でのクリップ再生
対応外部出力機器
  • AJA KONA シリーズ AJA Ioシリーズ AJA T-TAP対応
  • Blackmagic Design Ultrastudio, Mini Recorder, Decklinkシリーズ対応
内蔵ビデオスコープ
  • 波形モニター、ヒストグラム、ベクトルスコープ機能
サードパーティ製
ビデオスコープ
  • ScopeLink経由による「ScopeBox」対応
Quick Look経由での再生
  • メディアファイル: QuickTime, AVI, MPEG4, MP3, AAC, AIFF, WAV, JPEG, JPEG 2000, Adobe PhotoShop, TIFF, BMP
  • その他のフォーマット: XDCAM HD, DPX および サードパーティ製Quick Lookプラグイン
  • 制作関連文書など: PDF, HTML, RTF, Pages, Numbers, Keynote, Word, Excel, PowerPoint, TXT, CSV
ディスプレイオプション*
ユーザーインフォメーション*
  • コメント、ラベル付与、5段階レーティング評価、フラグ付での管理
  • キューポイント追加での特定フレームへのコメント追加
  • クリップセグメントへのイン点・アウト点追加
  • キューポイントを利用したライブラリ内検索

トランスコード機能

ラッシュ試写・オフライン素材へのトランスコード
  • トランスコードの設定管理を行う「Transcoding」タブ
  • 出力先をパスワイルドカードを利用してカスタムフォルダ構造を指定可能
  • トランスコード設定の確認に便利なトランスコードプレビュープレイヤー
  • トランスコードされた出力ファイルのクリップライブラリへの自動登録
  • [LAB] 2つ以上の内蔵GPUを利用した高速トランスコード
  • [LAB] 外部GPUを利用した高速トランスコード
  • [LAB] 複数素材を1ファイルに連結してトランスコード出力
  • QuickTime ProRes および H.264へのトランスコード
出力フォーマット
  • [LAB] MXF DNxHD および DNxHR(OP-Atom)
  • [LAB] Quicktime DNxHD / DNxHR
  • Quicktime ProRes
  • Quicktime H.264
  • Quicktime H.265 HEVC (要 OS10.13以降)
  • MP4 H.264
  • MP4 H.265/HEVC(要 OS10.13以降)

トランスコード
設定項目

  • カスタムトランスコード設定(Basic版は1カスタム設定が1つ) および複数のトランスコードプリセット
  • [XT] 複数のカスタムトランスコード設定
  • [XT] 異なる解像度、マルチフォーマット・複数の出力先を指定可能
  • H.264 / H.265で任意のビットレートでの出力
  • [XT] フルHD以上(1920x1080)以上の解像度への出力
  • 透かし、TC、クリップ名など基本情報の焼き込み出力
  • [LAB] Media Composer 用のAAFファイル生成
  • [LAB] メタデータなど、より詳細な焼き込み情報への対応
  • [LAB] 任意のアスペクト比でのフレームライン焼き込み
エンベデッドオーディオ
  • リニアPCMおよびAACコーデックでのステレオミックスダウン
  • エンベデッド音声データのトランスコードに対応 (ステレオミックスダウン)
  • [LAB] マルチチャネル音声を持つファイルへのトランスコード
  • コピー処理中を自動優先するためのトランスコード自動一時停止
ワークフロー対応
  • [LAB] 自動メタデータコンパニオンファイルエクスポート
画像・映像処理
  • アナモルフィックレンズ利用などのアスペクト比補正、ミラーデバイス利用時などに対応するフリップ変換
  • 解像度・クロップ設定
  • ルックの反映 (任意のファイルまたはライブラリから指定可)

レポート機能

出力
  • 見やすいレイアウトのレポートで、オンセット業務のレポートを撮影スタッフやポスプロに配布
書式・フォーマット
  • ライブラリ内のすべてのメタデータを含めたレポートの出力
  • 多彩なレポート出力形式(CSV, HTML, PDF)
  • 用途に合わせて選べる多彩なレポート種類
  • レポートの表示項目のカスタマイズとプリセット保存
  • 1クリップごとに3つのサムネイルを表示させたレポートの生成

インポート & エクスポート

インポート機能
  • メタデータインポートでのQTake XML連携
  • MovieSlate XMLの連携によるメタデータインポート
  • EDLコンフォーム機能をつかった、インポートされたEDLによる関連クリップ・アセットのビンへの抽出
  • シールされたライブラリアーカイブのインポート
 エクスポート機能
  • FCP XMLファイルおよびFCP X FCPXMLのエクステンドメタデータを伴ったエクスポート
  • ALEファイルのエクスポート
  • DaVinci Resolveへのクリップ(.csv)およびカラーメタデータ(.ccc, ColorTrace)を伴ったエクスポート
  • Assimilate Scratchへのカラーメタデータを伴ったエクスポート
  • AVID Media Composerへのカラーメタデータを伴ったエクスポート(.ale)
  • Adobe Premiere Pro へのクリップメタデータエクスポート
  • [XT] Adobe Premiere Proへのクリップ・音声同期情報を伴うエクスポート
  • プレイヤーからの静止画(JPG, TIFF)のエクスポート
  • [LAB] クラウドプラットフォーム「Drylab」へのエクスポート
  • [LAB] COPRA dailies システムへのエクスポート
  • [LAB] ARRI Webgate サービスへのエクスポート
ルック
  • Pomfort LiveGradeからのルックインポート クリップメタデータの転送および自動ルックマッチング
  • カスタム3D-LUTファイルのインポート
  • 複数フォーマットへルックをエクスポート
プロジェクト設定
  •  プロジェクト設定のインポートおよびエクスポート
  • 新規プロジェクトの作成や定例処理に便利なデフォルトプロジェクト設定テンプレート
  • オフロードテンプレートやライブラリフォルダ構造、スマートフォルダ等の保存・管理、受け渡しが可能
ZEISSレンズ補正
  •  [XT] ZEISS xD レンズのエクステンデッドデータのAmbient MasterLockit Plusを利用した取り込み
  • [XT]プレイヤー上でレンズ補正データを反映させたプレビュー
  • [XT]ZEISSレンズ補正ファイル(.xlcf)の出力

ユーザーインターフェース

UI レイアウト
  •  管理・QC・カラー、UI用のクイック設定ボタン
  • [LAB] トランスコード設定へのクイックアクセスボタン
セカンドディスプレイ
  •  [XT] 2画面操作環境への対応

 

アドバンストカメラフォーマット対応カメラ

ARRIRAW
  • ARRI Alexa (.ari) **
  • ARRI Alexa Mini (.mxf) **
  • ARRI Alexa (.mxf) **
  • ARRI Alexa 65 (.ari) **
  • ARRI Alexa LF (.ari) **
CODEX HDE ARRIRAW
  • ARRI Alexa **
  • ARRI Alexa 65  **
  • ARRI Alexa LF  **
Blackmagic RAW
  • Blackmagic Design URSA Mini Pro 4.6K
  • Blackmagic Design Pocket Cinema Camera 4K
AVC-Intra
  • Panasonic Varicam **
Canon XF Movies
  • Canon C300 Mk. I & II **
  • Canon C500 **
  • Canon C700 / C700 FF **
  • Canon C200 **
 Canon XF HEVC
  • Canon XF705 **

Canon MPEG-4
AVC/H.264(.mts)

  • Canon C100 **
Canon CinemaRAW Light (.crm)
  • Canon C200 / C200B
Canon 非圧縮RAW(.crm)
  • [XT] Canon C700 / C700 FF / C300 MK II
CinemaDNG
  • BMCC
  • Bolex D16 **
  • Ikonoskop
  • IndieCam
連番画像ファイル
  • JPEG / TIFF / DPX
H.264 Quicktime Movies
  • キヤノン デジタル一眼カメラ **
  • GoPro Hero **
  • ニコン デジタル一眼カメラ **
 Kinefinity KineRAW
  • TERRA 4K/5K/6K
  • KineMINI 4K
  • KineMAX 6K
 Panasonic DNG RAW
  • Panasonic Varicam LT (Convergent Design社 Odyssey7Q+との併用による)
Phantom Cine
  • [XT] Vision Research Phantom Flex/Flex4K/Miro
ProRes Quicktime Movies
  • AJA KiPro
  • ARRI Alexa/Alexa65/Mini/ Alexa LF / ARRI Amira **
  • RED カメラ各種 **
  • Panasonic Varicam **
  • Sony Venice **
  • Atomos Ninja and Samurai
  • Codex Action Cam
  • Convergent Design Odyssey
 REDCODE
  • RED Weapon Dragon 6K, Weapon Helium 8K S35,  Weapon Monstro 8K VV **
  • RED Raven 4.5K **
  • RED Scarlet-X, Scarlet Dragon, Scarlet-W 5K **
  • RED Epic-X, Epic Dragon, Epic-W 8K **
  • RED One, RED One MX **
Sony RAW
  • ソニー F5/F55/F65
Panasonic V-RAW
  • [XT] Panasonic Varicam
X-OCN LT, ST and XT
  • [XT] Sony F5/F55, Venice (with AXS-R7 recorder)
XAVC
  • ソニー F5/F55 **
XAVC S
  • ソニー a7S

* 一部のカメラフォーマットに対応
** 音声データ対応

 

システム動作要件

対応コンピューター Intel Mac
対応OS Mac OS X 10.12 以降

Pomfort日本語ウェブサイトhttps://jp.pomfort.com/silverstack/をご参照ください。

logo silverstack w silverstack stage

Silverstackの特長

映画撮影に、スマートな撮影メディア管理を

Silverstackは撮影データを安全確実にバックアップしながら管理する、多機能な総合オンセットツールです。

撮影データの取り扱いと保全は、映画製作の各工程のなかでも特にクリティカルなタスクです。撮影現場のデータ保護と管理に特化したプロフェッショナルツールとして開発されたPomfort Silverstackは、高速なコピー機能とチェックサムベリファイによるデータ照合で、データの流れを完全に掌握しながら安全かつ確実にデータを保護します。
コピーと同時に撮影データからメタデータが抽出され、整理や分類など体系的にデータを集約して一元管理するライブラリを構築します。オンセット (撮影現場)や、ロケの拠点などのニアセットでの利用はもちろん、ポストプロダクション環境でも大切な撮影データを保護しながら、プレビュー、チェック、メタデータの編集が可能。さらに各種書式でレポートを生成することができます。

Silverstackがもたらす安心感と確実性は、撮影現場からポストプロダクションへと続く各工程を支えます。

 

● 比類ないデータ高速処理

SilverStackはコピー速度とベリファイ速度の両面で最高レベルの性能を誇ります。1回の処理で複数ソースから複数ターゲットへのデータコピーや、高速なストレージメディアを1次コピー先として利用し、段階的に2次コピーを実行する「カスケーディングコピー」機能は、収録メディアの拘束を最短に抑え、カメラメディアとしての稼働率の向上に寄与します。また、単純にコピーとベリファイ処理だけをするのではなく、すべてのファイルメタデータを同時に抽出し、体系的かつ構造的なデータ管理に欠かせないクリップライブラリを構築します。

● 主要デジタルシネマカメラフォーマットに対応

RAWをはじめ各種コーデック方式や、4K、8Kといった高解像度データまで、Silverstackはすべての主要なデジタルシネマカメラの収録形式に対応しています。さらには別収録の音声とクリップの関連付けや、色調補正のためのルック情報を対応するクリップに関連付けするリンク機能も備えています。

●  コラボレーションを改善

プロジェクトメタデータをカスタマイズして共有できる機能により、映画製作のあらゆる工程で手作業による作業を低減し、迅速に作業を完了することができます。

製作プロセス全体を各工程にわたって高速化します。


すべての撮影データを手に取るように

copy backup撮影現場で最も貴重な収録された撮影データ。Silverstackは撮影素材を安全に管理しながら取り扱うために、撮影工程を通じてデータを明確に構造化して取り扱います。


● データを安全確実にバックアップ。

manage data in one placeSilverstackは、広く普及しているチェックサム方式だけでなく最新のチェックサム方式を使い、撮影されたデータを検証しながら確実に複数の保存先へと安全にバックアップします。さらにカスケーディングコピー機能をつかえば、SSDなどの高速なメディアへ1次コピーを行ったのち、自動的に残りのドライブへコピーを行うことで、データの安全性を犠牲にすることなく最短時間でバックアップを完了させることができます。


● 撮影データの透明性を一元管理

データの流れを透過的に把握しつつ、一元管理

Silverstackは、オフロードあるいはインジェストされたすべてのデータを、自動的にライブラリに集約して一元管理しながら構造化して保存。このライブラリは、データの透明性を維持しつつ、整理体系化されたデータ管理ワークフローを実現する強固な基盤です。すべてのデジタル資産を整理分類しながら一元管理することで、必要なすべてのクリップ、オーディオ、そしてルック情報をいつでも容易に特定したり、来歴や行方をトレースしたり、データを受け渡すことができます。


● クラウドを利用して撮影データとルック情報をさらに活用

silverstackcloud screen mobilelogo shothub wSilverStack と LiveGrade シリーズの各オンセットアプリケーションからクラウドを通じてクリップ情報やルックメタデータを、いつでも、どこでも、あらゆるデバイスからリアルタイムにリモートアクセスできます。


■ すべてのメディア情報をレポートに要約してチームと共有。

extensive reports作業結果報告を文書化して配布、共有するのもデータマネージャー担当者の重要な日常業務です。Silverstackは、「撮影日レポート」「クリップレポート」「サムネイルレポート」「ボリュームレポート」など様々な書式のレポート生成機能を備えています。ドキュメントの用途にあわせて、出力項目を簡単にカスタマイズもできます。


撮影現場だけにとどまらない、コラボレーション性能

データ資産を転送して、チームで共有

collaboration on setさまざまなワークフロー環境に柔軟に対応できるSilverstackは、Davinci Resolve、Avid Media Composer、Adobe Premiereのような主要サードパーティ製ツールとの連携を前提に開発され、音声・映像データだけでなくカラーメタデータをシームレスに転送して、再生や編集処理に進むことができます。また、カスタマイズ性に富むクリップレポートを生成して配布することで、撮影チーム全体ですばやく詳細な撮影素材の概要を的確に共有することができます。


■ 撮影現場での撮影データの品質チェック

収録されたデータを撮影現場で再生。QCチェックでミスを検出し、再撮リスクを予防

on set qc撮影の不備がポストプロダクションの段階発覚した場合の再撮はコストと時間の面で大きな負担になります。

Silverstackは収録されたデータを、撮影されたコーデックのままネイティブ再生して撮影現場でチェックができます。さらにHD-SDI(Silverstack XT / Labのみの機能)出力でモニターで映像をチェックして、意図した通りの品質で収録されていることを確認できます。白飛び、黒つぶれといったクリッピングやフォーカス、露出を目立つ色で表示してチェックができる便利なビジュアルコントロール機能を備えています。クリップとルックの関連付けを管理しながら、色彩調整を使ってより意図した色彩表現に近いグレーディング結果を再現することもできます。


Silverstackの新機能

Pomfort Silverstack v8の新機能

2021年10月13日

Pomfort Shothub :

ライブラリシンク : 複数のSilverstackアプリケーション間で同一のクリップライブラリを共有して同期を維持します。
ショットID : ウェブブラウザでクリップメタデータやファイル情報を参照したり、直接アクセスするためのショットIDリンクを共有できます。

オーディオ:

複数のオーディオスレートマーカー : 複数のビデオクリップを同一または異なるオーディオクリップのクラップ(カチンコ音)に同期。

メタデータのインポート :

変更値のプレビュー機能: Livegradeまたはサードパーティ製ツールからインポートされたメタデータを追加・上書きする前に、Silverstackに記録されている値と照合して検証します。

インポートオプション : インポートするメタデータ項目をさらに詳細に選択することができます。

ライブラリ:

圧縮テーブルレイアウト : すべての項目を表示したり、空白行の非表示など選択項目を増やしました。

すべてのLUTをくりかえす : クリップテーブルと概要情報の「LUT Nodes」に新たに(1D, 3D, LMT)など、すべてのグレーディングLUTタイプを表示するようになりました。

プロジェクト設定 :

ラベルおよびカスタム項目 : プロジェクト個別に「カスタム1-6」にカスタムラベル名またはタイトルを設定できるようになりました。

スレーティングの改善:

スレーティング方式 : 新規メニューアイテムおよびアクションのスレート情報の編集に「スレーティング方式」を(標準/米式/すべて)から選べるようになりました。

シーンレター : 「シーンレター」を有効化することで「シーンを増加」アクションにシーンレターを追加できるようになりました。

スキップ文字 : シーン、ショット、テイク欄を増分する際に使用しない文字を選べるようになりました。

パフォーマンスの改善 :

Metalプロセッシングエンジン対応 : Metal対応環境でのProRes生成処理のパフォーマンスを改善しました。

RED GPUデコーディング : CPUパフォーマンスの低い(opt-in)環境下でのR3Dファイルの処理を改善することができます。

オフローディング :

MP4/MOVファイル名リネーム : オフロードの際に命名規則を適用することで、カメラ自体にファイル名の変更機能がなくても個別のクリップのファイル名を変更できます。

ShotHubによるライブラリの同期とショットID

クラウドへの接続で、製作ワークフローをさらに効率化

ShotHubを使うことで、異なる製作ユニットで別々に作られたクリップライブラリを単一のプロジェクトに合体統合し、クラウドで同期しながら共有することができます。インターネット接続時に各コンピュータのライブラリが他のコンピュータに同期するので、チームの全員が最新の制作進行を確認することができます。また、同一のクリップライブラリへのアクセスを別々のコンピュータから行うことでワークフローの分散も実現します。

Silverstackを使っていないユーザーに対しても、9桁のShotIDを伝えるか、QRコードを焼き付けたクリップを渡すことで、招待されたユーザーがウェブブラウザ経由でクリップのメタデータをShotHub経由で参照することができます。

■ Silverstack LAB の新機能追加履歴

2019年2月 / Silverstack LAB バージョン 6.5の新機能

● デイリー & プロキシ生成 / DAILIES & PROXIES:

Avid Media Composer 用のAAFファイル出力 : トランスコード速度の高速化、AAFファイル生成対応により、Media Composerでの編集ワークフローを単純化。

- 新しい出力フォーマット
    H.264、 MP4コンテナ HEVC (.mp4)
    H.264 および H.265(HEVC)コーデック MP4コンテナ (.mp4)


クロップ設定 … トランスコード出力や静止画出力に対して、ピクセル単位での解像度指定、オフセット値の指定が可能になりました。

DNx Quicktimeコンテナ(.mov) : DNxコーデックのQTコンテナへの出力に対応しました。

    キーボードショートカットのカスタマイズ … メインメニューからショートカットキーを個別に設定できるようになりました。


● 音声 / AUDIO :

音声波形の拡大表示 : 「audio details panel」が新たに追加され、サブフレーム精度での繊細なオーディオ同期・スリップ操作が可能になりました。
Panasonic Varicam AVC-Intra … 新たにPanasonic Varicam AVC-Intra MXFクリップが対応しました。

● 新規対応カメラフォーマット

    - Blackmagic RAW: アドバンストカメラサポート形式として追加されました。

    - CODEX HDE ARRIRAW … Codex HDE ARRIRAW ファイル (.arx)がアドバンストカメラサポート形式として追加されました。

● コピー & ライブラリ / COPY & LIBRARY :

コピー速度の改善 : 高速なドライブへの対応および連番ファイルの転送速度を最適化して改善しました。

クリップ上のスクラブ機能 … プレイヤー中のクリップのスクラブをスムーズにしました。

ライブラリ … 新たにビン、フォルダによる分類でライブラリの整理仕分けに対応。

● レポート & 静止画出力 / REPORTS & STILL EXPORTS:

ファイルネーム … レポートのファイル名およびスチールフレーム名が、メタデータワイルドカードによるカスタマイズに対応しました。


● メタデータ出力 / METADATA EXPORT:

ARRI Webgate(クラウドサービス) への対応 : メタデータファイルの自動出力により、ARRI Webgateへの情報の転送に対応しました。


●  LiveGrade Pro との連携 / WORKING WITH LIVEGRADE PRO:

LiveGrade Proからのメタデータの受取り … LiveGrade Proで作成されたルック群をPFLA(Pomfortルックアーカイブファイル)を経由してSilverstack Labに読み込んでクリップに反映できます。


2018年7月 Silverstack LAB v6.4での新機能

 

● ビデオスコープ / VIDEO SCOPES:

ベクトルスコープ、ヒストグラム、ウェーブフォーブモニタ機能を新たに搭載しました。

●コピー & ベリファイ機能 / COPY & VERIFICATION:

コピーとベリファイのジョブを分離独立 … コピープロセスとベリフィケーションジョブを個別にスケジュール可能になりました。これによりコピープロセスを先に完了させた上でベリファイを後から実行させることができるようになりました。
ベリフィケーション状況 … 「Verification States」を表示させて、ファイルのコピーやベリフィケーションの異常を即座に掌握できます。
通常コピーのオプション項目をシンプルに … デフォルトでのコピー設定項目を減らし、より安全にコピーが行えるようになりました。

● ジョブ / JOBS:

関連ジョブの特定 … ジョブを選択すると、依存関係にある他のジョブをジョブパネルに表示して確認できるようになりました。
(例 : カスケーディングコピーや、コピーとベリファイジョブを個別実行しているジョブなど)

ネクストジョブのスケジューリング : 最優先で実行したいジョブのスケジューリング機能が追加されました。

ジョブ実行中のビンを表示 … ジョブが実行中のビンをライブラリ画面上から確認できるようになりました。

● カメラフォーマット / CAMERA FORMATS:

キヤノン Canon Cinema EOS C700 FF の 5.9K RAWクリップに対応しました。


● ダイナミックメタデータへの対応 / DYNAMIC METADATA

レンズおよびカメラからの動的メタデータ(ダイナミックメタデータ)に対応しました。
フレームごとに記録されているダイナミック    メタデータの抽出や表示ができるようになりました。
クリップレポートの強化 … 先頭フレームのダイナミックメタデータを利用したレポートの生成が可能になりました。

ダイナミックメタデータの焼き込み … ダイナミックメタデータを映像にオーバーレイした状態でのトランスコードも可能。

● メタデータのエクスポート / METADATA EXPORT

「COPRA Dailies System」(サードパーティ製のデイリーソフトウェア)へのメタデータ自動エクスポート機能

●出力フォーマット / OUTPUT FORMATS:

H.265/HEVC: Transcoding to H.265/HEVC (available starting from macOS 10.13)


● ライブラリ / LIBRARY:

タグ … キーワードを入力したり、リスト選択可能な定形タグ群を利用した分類が可能になりました。


2018年1月 Silverstack LAB 6.3の新機能

● トランスコード / TRANSCODING:

トランスコードに外部GPUの利用が可能になりました。
カスタムフレームライン … プリセット以外に、入力された任意のアスペクト比の画角を反映してトランスコードが可能になりました。
H.264ビットレート … H.264への出力時に任意のビットレートを指定できるようになりました。

● ワークフロー / WORKFLOW:

LTCタイムコード対応 … LTC情報を持つクリップからタイムコード情報を抽出

Adobe Premiere Proへダイレクトに音声同期させたデータの引き渡し … Premiere Pro へ 音声同期情報を含めてシーケンスを受け渡せるようになりました。

● レポート / REPORTING:

3点のサムネイルを持つレポート … 1クリップごとに3つのサムネイルを表示させたレポートが出力できるようになりました。

● クリップ処理 / CLIP PROCESSING:

任意のカスタムアスペクト比でクリップをクロップできるようになりました。


● バックアップ / BACKUP:

LTO / LTFSのデュアルバックアップ 複数の LTOテープ機器への同時バックアップに対応しました。


2017年10月 Silverstack 6.2の新機能

● Zeiss レンズ補正 / ZEISS LENS CORRECTION

Zeiss CP.3 XDレンズのレンズ補正データのインポート・エクスポートに対応。インポートはMasterLockit Plus等の機器を経由して行い、DaVinci Resolveへのエクスポートは Zeiss製プラグインを利用して行います。

● トランスコード / TRANSCODING

焼き込みやLUTを反映したトランスコードがv6.0比で最大で30%高速化しました。
トランスコード高速化 … Phantom Cine RAWおよび SONY RAWカメラフォーマットのデコード速度を改善しました。
複数クリップのトランスコード … 複数のクリップを変換元とし、単一のクリップへの出力が可能になりました。
デコードオプション … ProResでデコード解像度を低下させることで再生性を向上させたり、トランスコードの負荷を減らることができるようになりました。


● エクスポート / EXPORT

Drylab … サードパーティ製ソフトウェア/クラウドプラットフォームのDrylab Creatorに対応しました。

● ジョブ / JOBS

コピーおよびトランスコードジョブの一時中断や優先順の変更 … トランスコードジョブやコピージョブの中断や、処理序列が可能になりました。作業スケジュールやリソース管理がより柔軟になります。

● カメラフォーマット / CAMERA FORMATS

Canon … Canon製最新カメラからのCinema RAW Light (.CRM)に対応
Kinefinity … KinefinityカメラのKineRAW (.KRW)に対応

● 生産性向上 / PRODUCTIVITY

オーディオ … MXFコンテナ形式のARRIRAWに対応
ルック/LUT … ショートカットで簡単にルックをコピー&ペースト
インポート … Movie Slateインポートを強化
メタデータ … カスタムメタデータフィールドのりネーム機能を追加


2017年6月 Silverstack 6.1の新機能

●プロジェクト設定の保存・テンプレート化 / PROJECT PREPARATION

プロジェクト設定のインポートおよびエクスポート機能 … プロジェクトのテンプレートを使い回せるように、トランスコードの設定項目やフォルダ構造、オフロードテンプレートやスマートフォルダなどの諸設定を含めたプロジェクト設定を保存・エクスポート・インポートできるようになりました。

●デイリー / DAILIES

DNxフォーマット対応 : DNxフォーマットのファイル名およびオーディオ対応を強化
トランスコーディングオプション : トランスコード時の焼き込みおよび黒バーの設定を追加

●オーディオ / AUDIO

オーディオ同期 … 外部オーディオクリップの調整、再同期、バッチ編集機能を追加
フレームステッピング … クリップ上での音声再生機能を追加


●カメラフォーマット / CAMERA FORMATS

RED IPP2 … RED Image Processing Pipeline 2 を使ったカスタムルックに対応
Canon EOS C700 (.RMF) 非圧縮RAWに対応
保存されたカスタムセッティングを使って、新規プロジェクトを開始できるようになりました。


2017年4月 Silverstack LABの新機能

● オーディオ / AUDIO

オーディオクリップ : メタデータと複数のオーディオトラックを持つクリップがクリップライブラリで再生可能になりました。
マニュアルによるオーディオ同期 … ビデオクリップにオーディオトラックをスレート情報を元に同期させて追加できるようになりました。
自動オーディオ同期 … ビデオとオーディオをタイムコードを元に自動同期

● トランスコード / TRANSCODING

Avid DNxHD対応 … Avid Media Composer への受け渡しを前提とした、MXFコンテナのDNxHDファイルへのトランスコードに対応
トランスコード処理速度の改善 … 2nd GPUでの処理に対応するなど、ProRes および H.264へのトランスコードを高速化しました。
オーバレイ機能 … フレームライン(画角やアスペクト比の再現)や拡張メタデータの焼き込み、透かしを焼き込んだトランスコード出力が可能。
マルチチャンネルオーディオ … ソースのオーディオトラックを保持してトランスコード出力。
トランスコーディング設定項目のカスタマイズ … 定形処理などにトランスコーディング設定をカスタマイズして保存。

● ワークフロー / WORKFLOW

ワークフロー対応 … 出力先のアプリケーションに合わせたメタデータの自動出力
コンフォームオプション …トランスコードおよびメタデータでより詳細なクリップおよびリール名の情報
Adobe Premiere エクスポート … メタデータと共にクリップリスト

● ユーザーインターフェース / USER INTERFACE

ウィンドウ構成 … 作業に併せたユーザーインターフェース構成
セカンドディスプレイ … クリップコレクションやプレイヤーを別ディスプレイに表示
サイド・バイ・サイド … 最大12クリップをグリッド状に並べて表示

Silverstack V6の新機能

オーディオ機能の強化:

    - オーディオクリップ : クリップライブラリー内でマルチトラックオーディオ再生およびメタデータの操作が可能
    - マニュアルオーディオシンク : スレート情報をもとにビデオクリップに音声トラックを追加

ユーザーインターフェイスの強化 :

    画面構成 : 操作内容に応じたユーザーインターフェイス構成
    セカンドディスプレイ : クリップコレクションとプレイヤーをセカンドディスプレイに表示
    サイド/バイ/サイド表示 : 2つのクリップを横に並べるグリッドビュー表示機能

トランスコーディング機能:

スピード強化 : ProResおよびH.264フォーマットへの高速トランスコーディング
    マネージドトランスコーディング : トランスコードされたファイルをクリップライブラリで管理
    オーバーレイ焼きこみ : タイムコードやウォーターマークをオーバーレイしてトランスコード
    トランスコード設定の保存 : トランスコードプリセットの保存・保管が可能

ワークフロー機能の強化 :

    Adobe Premiereへのエクスポート : クリップリストをメタデータと共にAdobe Premiereへ転送

オーディオクリップ

音声ファイルの管理・再生、メタデータの表示・操作機能を強化

SilverstackはBWAV/BWFファイルからファイルタイムコードやスレート情報などの拡張メタデータを読み取り、自動的にクリップに含まれるトラックファイルにグループ化させて管理します。マルチトラックオーディオクリップも、単体またはグループ化しての再生ができるだけでなく、個別にレベルやパンを調整してステレオミックスダウンも可能です。さらにSilverstack XTでは音声とビデオクリップをスレートマーカーをもとに手動で同期させることもできます。

■ トランスコーディング

● Apple ProRes、H.264へのトランスコーディング

Silverstackのトランスコーディングエンジンが、機能追加とともに大幅に高速化されました。トランスコーディング時にタイムコードやウォーターマークのオーバーレイを選択可能です。出力されたファイルはSilverstackの強力なクリップライブラリで管理され、バックアップやレポート、再生機能も同様に利用できます。
Silverstack XTではさらにトランスコーディング設定のプリセットをカスタマイズして保存することができ、頻繁に利用するトランスコーディング設定を作成可能です。また、プリセット作成はトランスコーディングジョブの実行中でも行えます。

その他の機能追加・改良

● Adobe Premiereワークフロー対応および新しい画面構成

各種ノンリニア編集ソフトウェアなどのポストプロダクションツールへの出力機能に加え、新たにAdobe Premiereへのエクスポート機能を追加しました。PremiereでSilverstackからエクスポートされたクリップ群をメタデータとともに開くことができます。

より柔軟になった画面構成

QC、グレーディング、管理といった特定の作業工程ごとに特化した画面構成へのアクセスが簡単になりました。さらにSilverstack XTでは、たとえばクリップコレクションなどのユーザーインターフェイス要素をセカンドディスプレイに表示することもできます。QC作業では、Silverstack XTはプレイヤーのサイド・バイ・サイド再生で2つのクリップを同時再生も可能です。

 

Silverstack V5の新機能

 

カラーグレーディング

colorgrading2x
新たにSilverstack V5では、カラーグレーディングに必要なひと通りの機能を追加しました。
各クリップに個別のルックを作成したり、プロジェクト全体のルックライブラリをつくりあげることができます。
また、Pomfort LiveGradeとの連携機能が強化され、グレーディング情報の受け渡しが可能になりました。

ルックマッチング機能

lookmatching2x
ルックやルックアーカイブをLiveGrade Proからインポート。新機能「マッチングウィザード」で自動的に個別のクリップへの一括反映が可能に。

強化されたQC機能、映像品質チェック

framelines2x
10ビット色深度・フルHDでのHD-SDI出力・再生機能を追加。
ワイドスクリーン向けコンテンツなどにフレームラインのオーバーレイ表示で、的確なフレーミングでの画質チェックが行えます。

 


カラーグレーディング

  • 各クリップごとにグレーディング操作が可能。個別にルックを作成
  • 非破壊プレビュー・再生
  • 標準的なグレーディング操作による、リアルタイムルック操作
  • CDL、LUT、 ACES CDL ほか、多彩なグレーディングモード
  • プロジェクトを通じたルックの管理が可能なルックライブラリの構築
  • トランスコード出力にカスタムルックを適用可能
  • レポートへのルックメタデータの出力
  • ルック操作はハードウェアグレーディングパネル機器の利用が可能

ルックマッチング機能

  • 『LiveGrade Pro』からのルックのインポートに対応
  • 『LiveGrade Pro』からのルックアーカイブのインポートに対応
  • 自動で各クリップに対応するルックデータを個別に割り当てるマッチルック機能

QC・画質チェック機能の強化

  • HD-SDI出力機能 (要対応ハードウェア)
  • フレームラインのオーバーレイ表示で、的確なフレーミングでの画質チェック
  • ScopeBox との連携 : 波形モニタ、ベクトルスコープを始め各種映像検証ツールを備えたDivergent Media社の ScopeBox との連携に対応し、ライブラリからクリップや色の検証が行えるようになりました。

デイリーおよびトランスファー機能の改善

  • DaVinci Resolveタイムラインへ一連のクリップをASC-CDLカラーメタデータと共に受け渡し
  • AVID Media Composerへ一連のクリップをASC-CDLカラーメタデータと共に受け渡し

新たに追加されたカメラフォーマット

  • キヤノン C300 MkII
  • ALEXA Mini (MXF) ARRIRAW (Silverstack 5.1)
  • パナソニック VARICAM 35  - VRAW (Silverstack 5.1)

 その他の新機能

  • クリップリストビューでも「ミニプレイヤー」が利用可能
  • ボリュームごとのクリップレポートを出力可能なスマートフォルダ機能の強化

バージョン5.1の新機能

ScopeBox との連携

波形モニタ、ベクトルスコープを始め各種映像検証ツールを備えたDivergent Media社の ScopeBox との連携に対応し、ライブラリからクリップや色の検証が行えるようになりました。

新フォーマット

新たにおよびパナソニック VARICAM 35 のVRAWに対応しました。

HD-SDI出力機能

これまでのBlackmagic Design製品に加え、AJA T-TAP、AJA KONAシリーズ、Ioシリーズが対応機器として追加されました。

ライブラリ機能

ルックライブラリ ルック数に制限のないルックの保存、読み出し
  カチンコ情報やエピソード情報、タイムコードなどの拡張メタデータフィールド
  ルックを視覚的に把握できるリアルタイムに反映されたサムネイル
  プロジェクトおよびルックグループでの分類によるルック管理
  目的のルックをすばやく検索できるサーチ機能
クリップ・静止画 JPG, TIFF, DPX静止画ファイルのインポート、MOVファイルからのDPX抽出
  【PRO版】キャプチャ済み動画・静止画ファイル
ヒストリ やり直し、再利用に便利な操作履歴

 

カラープロセシング&入力映像信号への処理

カラーパイプライン 多様なワークフロースタイルに柔軟に対応できるノードベースのカラーパイプラインの構築
グレーディングモード CDL / LUT、CDLアドバンスト,、ARRI Alexaルック、ARRI Amira互換
  【PRO版】ACES CDL, ACES CDL アドバンスト, パナソニック Varicam 互換, フリースタイル, フリースタイル ACES
  【PRO版】複数のLUTの入出力、キャリブレーション用LUTの作成など、カスタマイズ性が高く、より複雑なカラーパイプラインの構築に対 応する、「フリースタイル」グレードモード
ACES 【PRO版】ACESlog v0.2.0, v0.7.0, v0.7.1, ACEScc v1.0.0
  【PRO版】Input transforms (IDTs): ACESproxy, ARRI, Canon, Panasonic, Sony
  【PRO版】Output transforms (ODTs): Rec.709, Rec.2020, P3
グレーディングノード ASC-CDL, 3D LUT, 1Dカーブエディタ
  各社カメラ向け3D LUTプリセット … ARRI, Blackmagic Design, Canon, Panasonic, RED, Sony
3D LUT Presets for ARRI, Blackmagic Design, Canon, Panasonic, RED, and Sony cameras in 3D LUT node
  3D LUTノードへのカスタム3D LUTのインポート
  【PRO版】HHSセカンダリ (ヒュー、ディペンデントヒュー、サチュレーション)
  グレーディングノード単位での有効・無効の切り替え
  【PRO版】複数のASC-CDLノードと単一のCDLフィルタに統合してエクスポート
フォルスカラーモード 露出・レベルのチェックに有効なフォルスカラーモード
  【PRO版】レンジモード、グラディエントモードでのフォルスカラー表示

 

HD-SDI信号の動画・静止画キャプチャ

対応デバイス 【PRO版】Blackmagic Design Ultrastudio, Mini Recorder および Decklink シリーズ
ビデオキャプチャ 【PRO版】QuickTime ProRes 各種ビットレート (ProRes 422 LT, ProRes 422 Proxy, ProRes 422, ProRes 422 HQ)
  【PRO版】16bit TIFFファイルへのフレームグラブ
  【PRO版】ルック、クリップのメタデータクイック入力パネルによる高速なメタデータ追記編集
収録モード 【PRO版】複数のキャプチャデバイスによるマルチレコード同時トリガ
自動収録 【PRO版】ARRI AlexaカメラのHD-SDI信号に重畳されたレコードトリガによる録画
  【PRO版】ソニー F5 / F55カメラのクリップネームフラグによるトリガ収録
  【PRO版】Rec-Runタイムコードトリガ収録
メタデータ 【PRO版】ルック作成の補助情報としてのタイムコードのキャプチャ

 

対応LUTデバイス

対応LUTデバイス Blackmagic Design HDLink
  【PRO版】富士フイルム IS-mini (別途デバイスライセンスの追加が必要です)
  【PRO版】Pandora Pluto
  【PRO版】Teradek COLR
対応モニター 【PRO版】キヤノン DP-V2410 (リアルタイムでのルック送信・操作)
  【PRO版】キヤノン DP-V3010 (リアルタイムでのルック送信・操作)
  【PRO版】FSI DM250 (リアルタイムでのルック送信・操作)
  【PRO版】FSI CM250 (セミ・リアルタイムでのルック送信・操作)
対応デジタルシネマカメラ 【PRO版】Panasonic Varicam 35 および Varicam HS
複数デバイス対応 複数のデバイスを個別に同時管理
  【PRO版】異機種混在でのLUTデバイスのグループ化、同時制御
  【PRO版】4デバイスの同時制御によるQuad HD-SDI / UHD / 4K対応
HD-SDI設定 各LUTデバイスへのリーガル / エクステンデッド HD-SDI信号設定
カラーマネジメント DVI, HDMI, DisplayPort, HD-SDIディスプレイ利用のためのICCプロファイルのインポートおよび適用
起動時復帰 再起動時に各デバイスごとのルック設定を前回操作状態に復元
堅牢性 デバイスの切断状況の注意インジケータ表示

 

モニタリング

モニタリング HD-Linkを使用したリアルタイムカラーグレード出力確認
  カラーグレードを反映させた静止画の確認
  【PRO版】すべての対応LUTデバイス、対応モニター、対応カメラでの画像操作
  【PRO版】GPU処理によるライブ映像のカラーグレーディングおよび表示
  【PRO版】キャプチャ済み動画および静止画へのカラーグレーディング
  ディスプレイマッチング要のコンパチビリティモード(HD-SDI映像、DaVinci Resolve)
スプリットビュー 異なるルックを比較対照によるルックマッチング
  【PRO版】ライブ入力信号とキャプチャ済み動画・静止画の対照比較
  【PRO版】別系統のライブ入力信号を対照しながらのルックマッチング

受け渡し・エクスポート

エクスポート すべてのグレーディングモードからの各種フォーマット3D LUTへの出力
  バッチエクスポート、複数のフォーマット形式を一括出力
エクスポート対応
LUTフォーマット
Davinci Resolve, Adobe SpeedGrade, Filmlight, Autodesk Lustre, Assimilate Scratch, Digital Vision Nucoda, Blackmagic HDLink, AJA LUT Box, Convergent Design Odyssey, REDCINE X PRO
(他形式はお問い合わせください)
Lookエクスチェンジ ASC-CDLグレードモード および ACES グレードモードでのCDLファイルのインポート・エクスポート
  Alexa LookモードでのAlexaルックファイルのインポート・エクスポート
  CDLルックモードでのARRI Amiraルックファイルのエクスポート
  Silverstack連携のためのPomfortルックおよびPomfortルックアーカイブファイルのインポート・エクスポート
  メタデータワイルドカードによる自動命名規則
  Assimilate Scratchでの自動ルックマッチングを行うALEファイル形式でのトランスファー
  ASC-CDLグレードモードでのLUTファイルのインポート
CDLサーバー 【PRO版】Alexa XTとCodexレコーダー利用時のイーサネット経由でのCDLインフォメーションの送受信

対応ハードウェア操作パネル

モニター側での処理 【PRO版】FSI製対応モニター
カメラ側での処理 【PRO版】Panasonic Varicam 35および Varicam HS
対応ハードウェアパネル Tangent Element (全モード),  "Tangent Mapper"によるカスタムマッピング
  Tangent Ripple
  Tangent Wave
  AVID  Artist Color

ユーザーインターフェース

全般 わかりやすく直感的な操作が可能なユーザーインターフェース
  カラーコントロール表示サイズの変更
表示 低照度環境下に対応する輝度を抑えた画面表示モード
  低輝度UIモード

リモートアプリ

対応機器 【PRO版】iPhone, iPod touch, iPad (iOS 7以降)
  【PRO版】WiFi経由の通信
対応リモート操作 【PRO版】保存されたルックプリセット間の切り替え操作
  【PRO版】デバイススロットへのリモート切り替え
  【PRO版】バイパスカラー、フォルスカラーモードへのリモート切り替え
 

システム要件

コンピュータ Intel Mac
OSおよびバージョン Mac OS X 10.9.0 以降

 

 LiveGrade Pro v4の新機能

ショットライブラリの拡張 : 各撮影日のデータをまるごと記録

メタデータ : メタデータ項目を多数追加。カメラに関連したメタデータの情報を拡充しました。
ルックプリセット : ルックプリセット保存用の専用ルックプリセットライブラリを追加。
フォルダヒエラルキー : フォルダ後続を階層化し、プロジェクト管理を強化。
メタデータ事前設定 : 収録に先がけて事前にメタデータ項目を入力。


●ライブカメラメタデータ

刷新されたスロットバー : 接続されているすべてのカメラからのライブ映像とメタデータを一括表示。

カメラ : 接続されたすべてのカメラのライブメタデータをHD-SDI接続経由で取得/表示。ARRI Alexa, Sony F55,  Panasonic Varicamに対応。


●ビデオスコープ

    ネイティブビデオスコープ : 波形、ヒストグラム、各種設定機能を備えたビデオスコープ機能
    汎用性の高いビデオスコープ : 動画やライブビデオ信号だけでなく、静止画やキャプチャずみの動画にも利用可能。

● キーボード・ショートカット管理

    キーボードショートカットのカスタマイズ : 好みのキーをメインメニューの操作項目単位に割り当て可能。
    新規デフォルト設定 : 撮影現場でのインタラクティブな操作に最適化した新たなデフォルトショートカットに刷新。

● よりクリーンな操作画面に刷新

モダンで洗練されたユーザーインターフェイスに刷新

● 対応ビデオ機器

    AJA : IO 4K等を用いたマルチチャンネルキャプチャ、再生、メタデータ集録に対応。
    対応信号レンジ : 収録時の設定でリーガルレンジおよびエクステンデッドレンジへの設定切り替えが可能。

● ARRI Alexa LF対応

    - CAP対応: ARRI Alexa LFのグレードコントロールにWifi経由のCAPプロトコルで対応。

■ ショットライブラリ

    カメラ関連のログを網羅したショットライブラリ
    新しく搭載された「ショットライブラリ」は撮影日ごとに発生する幅広いログを記録する機能を豊富に備えています。ルックメタデータだけでなくカメラにまつわる情報を収録し、過去に収録された撮影素材やキャプチャ済みの映像、静止画をより便利に閲覧できます。
また、あらかじめ撮影に備えて事前にメタデータを入力しておくこともできます。各情報はSilverstackと同様にフォルダやビンによりグループごとに分類・階層化されて表示されます。これらのすべての情報はPDF形式のレポートに出力もできます。

■ ライブメタデータ

カメラからのライブ映像とともにカメラメタデータを表示
AJA または BlackmagicDesign製のビデオ入出力デバイスとの併用で、LiveGrade Proは複数の映像信号のキャプチャが可能になりました。ARRI Alexa, Sony F55, Panasonic Varicamなどのシネマカメラでは、より詳細なカメラメタデータをHD-SDIに重畳されたアンチラリデータ(ANCデータ)を取得可能。
ライブイメージの隣に新たに追加されたスロットバー上にライブメタデータを表示します。また、これらのすべての情報はショットライブラリに記録されます。

■ ビデオスコープ機能

露出やホワイトバランスのチェック、基準への適合など映像の品質管理に欠かせない、モニター、ベクトルスコープ、ヒストグラムの3種類ビデオスコープを搭載。各ビデオモニターは信号処理や表示方法を使用スタイルにあわせて調整可能。波形モニターには、グレーディングやルック管理に役立つ、ルック適用後の波形表示機能も備えています。

 


LiveGradeの新機能

Teradek社「COLR」に対応

WiFiワイヤレス接続でリアルタイム・ライブグレード

new infopanel 1新たにワイヤレスLUTデバイスのTeradek社「COLR」に対応し、撮影現場でのグレーディングワークフローの柔軟性を拡げました。WiFiによるワイヤレス接続でLiveGrade ProからCOLRに対し、リアルタイムにカラーコレクションを行えます。
最大32までのルックをCOLR側に保存することが可能です。3D LUT、ASC-CDL、ACESワークフローに対応します。
詳細についてはサポート記事「LiveGrade - LiveGrade ProからTeradek COLRを操作する」を参照ください。


LUT対応Canonモニターでのルック操作

撮影現場での機器設置が今までになくシンプルに

Canon SupportLiveGrade Proはキヤノン製4Kリファレンスディスプレイ「DP-V2410」および「DP-V3010」のルックプロセス機能に対応。モニターに対してネットワーク接続経由で直接ルック情報の操作を送り込むことで、外部のLUTデバイスを不要にしました。モニターに直結すれば、CDL、3D LUT、セカンダリー、ACES を入力されるHD-SDI信号に適用することができます。
詳細についてはサポート記事「キヤノン DP-V2410 / DP-V3010 モニターをLiveGrade Proで使うには」を参照ください。


FSIモニターでのLook操作に対応

LUTデバイス不要でインタラクティブにルック操作

FSI SupportFSI(Flanders Scientific)社のDM250モニターが内蔵するルック処理機能に対応。LiveGrade ProからイーサネットまたはWiFi経由でルック情報を操作することができます。モニターに直結すれば、CDL、3D LUT、セカンダリー、ACES を入力されるHD-SDI信号に適用し、リアルタイムに確認することができます。



HD-SDI信号のキャプチャ、表示に対応

ライブ映像、キャプチャした動画・静止画を参照用に活用

動画・静止画のキャプチャに対応LiveGrade Pro は、映像信号に対するリアルタイムのグレーディングだけでなく、一般的な映像ファイルに対するグレーディングの利点を組み合わせ、さらに進化。
新たに映像信号の収録機能を追加し、ムービーおよび静止画のキャプチャに対応しました。収録された動画・静止画ファイルを使った繰り返し検討が可能になり、プロジェクト全体の色彩表現に一貫性を持たせることができます。また、スプリットスクリーン機能により、画面を分割しての比較検討も可能。より便利に精度の高いルック作成が可能になりました。


「ルックライブラリ」機能を拡張

タイムコード情報を元にした、ルックと映像データの関連づけでより便利に。

ルックライブラリLiveGrade Proで収録された動画や静止画ファイルは自動的にルックライブラリに保管されます。収録と同時にHD-SDI信号からのタイムコード情報もメタデータとして抽出されます。ライブラリから、タイムコード情報とルック名を伴ったPDFでのルックレポートの出力も可能。後続の各ポスプロ工程で、ルックと映像素材の対象照合に役立ちます。

 


カスタマイズフィルタの適用に対応

カラーコレクションの選択肢を広げる、多彩なフィルタ群

カスタマイズ可能なフィルタ複数のさまざまなCDLフィルタを同時に適用することで、ユーザー好みのカラーパイプライン群を構築できます。多種多様なレンズごとの特性や、各種レンズフィルターごとの補正に特に有用です。さらに、セカンダリカラーコレクション用のフィルタにより、特定の色や色域に対する補正・操作を加えることも可能です。たとえば、特定のシーンで彩度が強すぎる特定の色を和らげるなどの処理を行えます。