Silverstack Ver.4
安全・確実なデータ転送、撮影データ管理をSilverstackで。
あらゆる規模の映画製作のデータ処理を次のレベルへ。
新しい価格体系 :
年間ライセンスを新たに設定しました。
通常版「Silverstack」、上位バージョン「Silverstack XT」を追加 :
豊富な機能を拡張したXT版を追加。F55/F65 RAWやLTFS対応、データのやりとりによる相互連携など、ハイエンド映画製作向けの上位版を設定しました。
撮影データの取り扱いを体系化し、コスト削減に貢献。
強力なクリップライブラリで収録メディアの追跡、メタデータ参照、映像品質のチェック。
素材情報をもとに的確に整理分類されたメタデータライブラリは、ワークフローを通じて、工程ごとの担当者間で円滑な相互作業に役立つ媒介となります。最新のSilverstackでは、数万点単位のクリップでも簡単に目的のクリップと関連付けられた情報へのアクセスが可能です。
より短時間で膨大な映像データをバックアップ
高速チェックサム検証で、安全・確実に撮影データを収録メディアから転送。
さらに転送速度の最適化が図られたコピーエンジンには、新たにカスケーディングコピー機能を搭載し、新チェックサムアルゴリズム「xxhash」を採用し、チェックサム検証を伴うデータ転送のボトルネックを解消しました。
また、Silverstack XTではLTOテープへの書き出しもLTFS対応により実現しています。
クリップ情報を配布・共有
クリップレポート生成、転送、複数のライブラリの結合、プレビュー用ファイルのトランスコード出力が可能
カスタマイズされたPDFレポートを簡単に生成。さらにXT版ではSilverstackがインストールされた他のMacとのメタデータライブラリのやりとりが行えるようになりました。
撮影データのインジェストとデータ管理ステーションとして、Silverstackを中心に据えることで、工程毎に分業化された制作環境のハブとして利用することが可能になりました。
さまざまなプロフェッショナルデジタルシネマカメラの収録素材の分析・処理に対応
RAWデータや、Log収録を含むあらゆる映像素材データにも単一のデータベースで整理・分類
幅広いプロフェッショナルカメラでの収録素材をネイティブで再生チェックが可能。
強力なメタデータ管理に加え、各種QuickTimeムービーへのトランスコード機能を備えています。また、映像・音声データといったメディアファイルのみならず、静止画やオフィス文書などあらゆるファイルも同様に安全確実に複製することができます。
通常版「Silverstack」、上位バージョン「Silverstack XT」
ほぼすべてのオンセットデータマネジメントに必要なほぼすべての機能を網羅したSilverstack(通常版)に加え、ハイエンドデジタルシネマカメラのフォーマットに対応し、分業・分散したワークフローにおける担当者間の連携機能を備えた機能拡張版 Silverstack XTの2種類を設定。
Silverstack XTのみの機能
- ライブラリのインポート機能
- EDLコンフォーム機能
- LTFS対応
- Sony F55 / F65 RAW対応
Silverstack バージョン4の新機能
Silverstack 4はこれまでのオンセットでの撮影データ管理機能を中心に、撮影現場からポストプロダクション工程間のワークフローを体系化する数多くの機能追加や改善をした新バージョンです。
コピー処理速度を全面的に改善
コピーエンジンを刷新し、さらに超高速チェックサムアルゴリズム「xxhash」を採用。
Sony F55 / F65 RAW および ProRes XQ 対応 :
F5 / F55 / F65RAWデータの再生(XT版)、メタデータ抽出、サムネイル生成、トランスコーディングが可能になりました。
LTFSによるLTOテープへのバックアップを高速化
Silverstack XTでは、LTOテープへのコピーでのチェックサムベリファイを高速化しました。
複数のターゲットへのコピー効率を高める「カスケーディングコピー」機能
優先的に高速なストレージをターゲットとして1次コピーし、そこから低速なドライブへの2次コピーをすることで全体的なコピー処理時間を短縮。
インポート・マージに対応した複数のライブラリで「セットtoポスト」撮影現場からポスプロ工程のワークフローの一貫性を強化
Macの間で、複数のライブラリをインポート・マージすることで、マスタープロジェクトとサブプロジェクトの統合・連携が可能になりました。
これにより、これまでオンセットに特化したツールであったSilverstackが、撮影データを受け付ける側にとっても、複数のカメラやDITからのデータを整理分類するデータの中枢ステーションとして便利に使えるようになりました。
新機能
- 静止画エクスポート機能
- レポートの形式に、大型サムネイル画像表示するタイプを追加
- 撮影現場からポストプロダクションのワークフローに最適化されたファイルベリフィケーション
大型ライブラリに最適なパフォーマンス
数万件規模のクリップ情報に及ぶ大型プロジェクトにも、最適化されたデータベースにより高速に扱うことができます。
進化したジョブコントロール
進行中、あるいは完了済ジョブをより簡単に把握できるようになりました。
また、ジョブの強制中止やエラー処理もシンプルにしました。
刷新されたユーザーインターフェイス
より重要なタスク操作が雑多な表示項目に埋没しないように改善。
必要な情報の表示を切り替えることで、より見やすい操作画面になりました。
バージョン4.1で、さらに対応カメラを拡充
Panasonic Varicam 35 で撮影された4K解像度までのAVC-Intraファイルへの対応を強化
Sony α7S のXAVC SフルHD動画ファイルにに対応
システム要件 : Intel Mac / OS 10.8.5以降