プロジェクト共有
プロジェクト共有
「プロジェクト共有」は、各社が使う用語ですが、その意味するところはメーカーによって様々です。一般的には、ボリュームのマウントと管理と各種調整により実現するものですが、煩雑な手作業での工程をビデオ編集者が行うことを強いる手法であり、ヒューマンエラーの危険から免れません。
Strawberryは対照的に、編集者がプロジェクトをStrawberryのユーザーインターフェイスをつかって開く場合、Strawberryはすべての関連したプロジェクトと、関連するメディアファイル一式を瞬時にダイナミックなリンクの形で提供します。素材となるデータのコピーや移動を一切行うことなく、リンク情報の集合体として仮想ファイルシステムレイヤに複数のエディターからの同時アクセスが可能な状態にします。
Strawberryは映像、音声、静止画などの素材ファイルを別階層にコピーしたり移動させることなく、実体ファイルへのリンクの集合体である仮想ファイルシステムの形で必要な素材を編集アプリケーションに提供します。
また、複数のエディターが同時に同一のプロジェクトを開くこともできるのは、仮想ファイルシステム利用のメリットです。
ストレージ非依存設計
さまざまなNASやSANストレージに対応できるのは、ストロベリーの独自のユニークな構造の特長です。選択肢の自由が高く、多数の既存のNASやSANストレージへの対応が可能です。また、ストレージ技術の容量増加にも、ストレージの制約にとらわれないスケーラブルなシステムです。
- NAS・SAN、各種主要ファイルシステムに対応
- イーサネット、ファイバーチャネル混在環境に対応
AMA / DPXを高速処理
ポストプロダクション環境では、ファイルフォーマットを利用するファイルベースワークフローの重要性が急速に高まっています。長尺の編集プロジェクトもリアルタイムに管理・進行されることが求められています。
Strawberryはこのニーズに対応する高速ファイル処理技術を搭載しています。連番ファイルなど、毎秒ごとに多くのファイルを扱うAMAやDPXプロジェクトにも短時間で処理が可能。プロジェクト共有も瞬時のうちに行われます。
- 高速 AMA / DPX 処理
- 膨大なファイル数を扱うプロジェクトの管理・共有を実現
- 2k および 4k+ 以上の解像度に対応 (ストレージパフォーマンスによる)
各種編集アプリケーションへの幅広い互換性
Strawberryは直感的なプロジェクト共有を数多くのコンテンツ制作アプリケーションに提供しています。手作業でアクセス権を変更してファイルを隠したり、表示したり、特定のビンをロックしたりアンロックしたりするような面倒な作業は必要ありません。Strawberryを使えば、編集プロジェクト全体を安全に追加し、共有することができます。下記の主要アプリケーションで安全かつ自動的にビンやプロジェクトの共有機能を提供します。
- Avid 各製品
- Final Cut Pro 7
- Adobe Premiere
- Adobe After Effects
- Pro Tools 10、 Pro Tools 11
ほか多数