02-06 Silverstack - LTFSでのLTOテープへのバックアップ
図1 : LTOテープへのバックアップ
Silverstack XTはLTOテープへのバックアップ機能を備えています。LTOの特性に対応するため、HDDやSSD等へのコピープロセスとは異なる方法でバックアップが行われます。まずバックアップ対象として選択したすべてのクリップをコピーし、テープを巻き戻してベリファイを実行します。これにより1つのバックアップジョブにつき、1回の巻き戻しだけで済ませることができます。
さらにSilverstackはMacOSでのLTFSファイルシステムに対応するすべてのLTOドライブに対応します。Mac OSのファインダーからアクセスが可能なLTOドライブであれば、Silverstackに対応したLTOドライブということになります。但し、LTOテープからは、空きデータ容量に関する情報は得られませんので、バックアップジョブの失敗を防ぐためにバックアップするデータ量がLTOテープに書き込み可能なデータ容量を超えないように、バックアップを行うまえに都度容量を確認して注意する必要があります。
LTOテープへのバックアップジョブを開始するには、「File」メニューの「Backup To LTFS」を選びます。
図2 : 「File」メニューの「Backup To LTFS」
次に、バックアップ対象のクリップを選びます。
図3 : バックアップ対象のクリップの選択
書き込み先となるLTFSドライブを「+」ボタンで追加します。
図4 : 書き込み先LTFSドライブの指定
最後に、「Backup Files」をクリックしてバックアップを開始します。
「ボリュームレポート」を出力しておけば、どのLTOテープにどのクリップが書き込まれたのかを把握できます。