6章 P5サーバーの設定
P5で実際にデータを保存するにはまず、ウェブブラウザを通じて設定を行う必要があります。P5はセットアップをアプリケーションサーバーの管理下にある設定データベースのリソースとして保持しています。アプリケーションサーバーは、バックアップやアーカイブと同様に、コントロールやジョブの実行を管理します。また、様々なリソースの運用については、2章5 P5のシステム構成に記載されています。
操作には事前にライセンスの導入が必要です。ライセンス導入後、各モジュールの「スタートアップ」を選択して設定を開始します。
6.1 ライセンス
ライセンスの機能やアップグレードは簡単です。新たにソフトをインストールする必要もありません。
ライセンスは必要な情報を全て保有しており、ホストIDに指定された特定のサーバーの有効化なども含まれています。
ライセンスをアクティベートするには、ホームスクリーンのライセンスエリアで新たなリソースを作成します。
※注意 : リソースの使用 / ライセンスに関連するジョブを実行する前に、P5は有効なライセンスを確認します。適切でないライセンスのため使用できないリソースは自動的に「無効」と表示されます。
ライセンスを追加し、リソースを作成/追加したら、P5がそのリソースを運用するために、手動で「有効」にしなければなりません。
P5ライセンスは、P5のインストールされた個別のホストを識別するIDと関連付けされています。ハードウェアの変更があった場合、ホストIDが変更され、ライセンスは失効状態になります。この場合はARCHIWAREのライセンスポータルにhttp://www.archiware.com/portal ログインし、新たなライセンスキーを取得してください。
6.1.1 ライセンスを取得
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ウェブブラウザで管理者権限でP5にログインします。
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ホームを選択し、画面左側のサイドメニューから「ライセンス管理」を選択します。
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画面したのメニューから「マニュアルモードで追加」を選択します。
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必要な情報を入力します。
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「適用」を選択し、入力を完了します。
シリアルナンバー:
ライセンスペーパーのシリアルナンバーを入力します。シリアルナンバーにはトライアルライセンスを選択すると自動的に入力されます。ステータス:
ステータスはこのライセンスのリソースの有無を示します。有効:
ライセンスはリソースを適用できます。無効:
ライセンスはリソースを適用できません。ホストID:
この数値はP5がインストールされたホストを意味します。ライセンスキーを取得する場合、必ずシリアルナンバーとホストIDを取得しておく必要があります。
※ハードウェアの変更でホストIDが変わってしまった場合、Archiwareライセンスポータルにホストキーを要求してください。
選択:
「ライセンス範囲」中の「選択:」は有効ライセンスの一覧になります。また、トライアルライセンスを選択した場合、シリアルナンバーは自動的に入力されます。
有効期限:
有効期限はトライアルライセンスにのみ存在します。ライセンスの有効期限を表示しています。
メンテナンス失効:
メンテナンスの期限を表示しています。このデータはインストールされているP5には影響しませんが、その後リリースされるアップデートは利用不可能となります。
ライセンスキー:
Archiwareはライセンスキーと登録フォームを送信することによって登録を確認します。
6.1.2 ファイルから読み込み
PresSTORE4.4以降、http://www.archiware.com/portalでARCHIWAREのライセンスポータルでライセンス認証をすると、ライセンスファイルはメールを通して送られてきます。
そのライセンスをP5にインポートするにはホーム画面のライセンス管理を開き、「ファイルから読み込み」を選択します。ライセンスを追加するためダイアログが表示されます。