Silverstack - レポート作成
Silverstackは便利なレポート出力機能(Report)を搭載しています。選択中のプロジェクトツリーレベル以下のすべてのクリップの概要をまとめたレポートを出力します。
プロジェクトまたはフォルダーあるいはビンを選択して、タブバーの「Report」ウィザードをクリックします。
図1: Silverstackのタブバー(Tabbar)
レポートの種類
Silverstackでは目的別に使い分けができるさまざまな種類のレポートを出力できます。また追加設定で表示項目のカスタマイズも可能です。
Silverstackの「レポート機能」は、撮影の後のクライアントや次の工程チームへの受け渡しや、作業報告書などに活用されます。プロダクションや会社ごとに指定された所定のフォーマットでの提出や、ユーザーの好みで書式をカスタマイズすることもできます。「詳しくはクリップレポートのカスタマイズを参照ください」
レポートの種類
- Shooting Day Report (撮影日レポート)
- Clips Report (クリップレポート)
- Volume report (ボリュームレポート)
Shooting Day Report (図2) はオフロードしたクリップの情報を提供します。情報の種類は、ステータス、ラベル、バックアップ、レーティング、フォーマット、リールから選択できます(図3)。
図 2: 撮影日レポートの例(PDF)
図3:撮影日レポートのカスタマイズ
「Clips Report (図5)」はカスタマイズの自由度が最も高いレポート形式です。コラムレイアウトからクリップのメタデータを抽出します。また、既存設定のコラムレイアウトを利用し、撮影の重要な情報を含むレポートを作成する事ができます。
図 5: クリップレポートの例
「ボリュームレポート (Volume Report) (図6)」はソースとSilverstackに登録してあるクリップのコピーの概要を作成します。またデータチェックサム方式として「MD5 hash」や「SHA1」を印字可能です。
フォーマット
SilverstackはレポートをPDF-、CSV-、XML-、HTML-ファイル形式で出力できます(図7)。
図7: レポートセンター - 「Report Center」
- PDF, HTML – クリップの概要レポートを作成し、PDF/HTMLファイルで保存します。
- CSV,XML – 表計算ソフト(Excel, Numbers)向けのレポートを出力します。またデータ処理にスクリプトをユーザーが作成する事も可能です。
「Print Report」 - レポート印刷機能
「Report」の追加機能として、階層ごとにレポートをプリントする事ができます。
一つのファルダーに含まれる全てのクリップのレポートをプリントする場合、指定のフォルダーを選択し、右クリックのメニューから「Print Report」を選択します。
上記の内容は下記でも利用できます:
- Projects - プロジェクト
- Bins - ビン
- Camera rolls - カメラロール
- Smart folders - スマートフォルダ
- “Volumes” items - ボリューム
関連記事:
StepByStep-Tutorial - Creating a Shooting Day Report
クリップレポートのカスタマイズ
カスタムサムネイル画像の選択