プレスリリース
2014年2月10日
株式会社シナジー、映像用途に特化したNASストレージ「MIDO NAS」(ミドナス)シリーズを販売開始
自社開発・製造。映像制作ワークフローの中心となるネットワークストレージ
株式会社シナジー(本社:東京都江戸川区)は、 映画製作・放送・映像制作用途に特化した、クロスプラットフォーム対応のネットワークストレージ「MIDO NAS」(ミドナス)シリーズを発表します。
映像制作のために開発された「Synergy MIDO NAS (ミドナス)」は、イーサネットベースの高速・堅牢な国産ネットワーク共有ストレージです。
NetBSDを中心に20年以上の経験を持つUNIX&ネットワークエンジニアによって開発されたMIDO NASは、3チェーン程度のノンリニア編集機を持つ小規模な映像プロダクションから、数十式の編集室やコンポジット、グレーディング、CGといった各工程が専業化した大規模な制作環境でも、各工程を媒介するワークフローの中心として機能するデータストレージです。単に編集だけでなく、クロスプラットフォーム環境でのデータ共有をスムーズに行うことで「ワークフロー全体」を通じた効率改善を実現します。
過去、DAS(ダイレクトアタッチトストレージ)を利用した制作環境では、データの受け渡しに制約を受け、各ワークフロー間の障壁を抱えていました。
一方で、ネットワークストレージとして利用が試みられたSAN(サン/ストレージエリアネットワーク)は、複雑かつ高価で導入が難しく、運用・維持管理のコストや手間が問題とされてきました。
「Synergy MIDO NAS」は、高速なDASストレージ並の低価格で、シンプルに編集・制作のクライアント端末にイーサネットケーブルで直結するだけで簡単に導入できます。
テクニカルサポートに時差や文化的な障壁が存在する海外製品とは異なり、自社開発・製造のMIDO NASシリーズは、国内メーカーとして国内でのテクニカルサポートとサービスを直接提供します。
■シナジー 「MIDO NAS」(ミドナス)シリーズの特徴
- スイッチ、ハブ不要でネットワークケーブルでクライアントに直結。
- Mac・Win・Linux クロスプラットフォーム自由自在。
- ローカルストレージ感覚のレスポンス。映像制作のためのNAS共有ストレージ
- 柔軟な拡張性
- RAID6を超える堅牢なRAIDプロテクション、ZFS ファイルシステムを採用
- IPv6 & Bonjourに最適化、各プラットフォームと簡単に接続
- 国産ならではの日本語&多言語対応
- 国内開発、国内製造、国内サポート
- 可搬性の高いポータブルデスクトップ構成から、100TB以上の構成が可能。
■ 豊富なカスタマイズプラン、オプション
- MAMの追加、連携
- テープバックアップ & アーカイブ、レプリケーション、クライアントバックアップとの連携
- ダウンタイムの発生を防ぐ代替機年間保守プランを設定
- 定期リモート診断、オンサイト診断プランを設定
- 既存のDASストレージからのアップグレードも可能
- ネットワークの構築、施工
- インジェストステーションから映像素材ファイルを自動追加、登録(オプション)
製品詳細情報ウェブサイト
http://www.synergykk.com/midonas
<参考価格>
「MIDO NAS 0510」
標準価格 68万円より(税別)
構成 : 10テラバイト、 1GbE 4ポート (4 / 6 / 10 ポート構成または、10GbEにアップグレード可能)
「MIDO NAS 1664」
標準価格 ¥2,000,000(税別)
構成 : 64テラバイト
(A構成) 12ポート GbE および 2ポート10GbE
(B構成) 6ポート 10GbE
1GbE・リンクアグリゲーション対応、ネットワークポート
(10GbEにアップグレード可能)
<出荷開始時期>
2014年2月10日
本リリースに関するお問い合わせ先
株式会社シナジー 営業部
TEL: 03-3654-3883