「Calibrated {Q}」(キャリブレイテッドキュー)シリーズは、ノンリニア編集ソフトウェア上で各種フォーマットのファイルをネイティブで扱うためのソフトウェアコーデック製品群です。
(キャリブレイテッドQ DV50デコード Windows版)
Apple DV50形式のMXFムービーファイルを、QuickTimeプレイヤーと他のQuickTime互換ソフトウェアで再生と、変換することなくインポートするためのマルチスレッドQuickTime読み込み専用コーデック。
* Windowsバージョンのみ。 必ずCalibrated{Q}MXF Import と併せて使用します
最新バージョンは2.0.2(2016年3月16日現在)
(キャリブレイテッド AVCイントラ クリエイト Mac / Windows版)
Calibrated AVC-Intra Create はエンコード=書き出し専用の QuickTime コーデックです。 これを使用することでパナソニックAVC-Intra MOVファイルを、QuickTime準拠の各種アプリケーションから書き出すことが可能になります。バージョン2.3.5からはソニーXAVC規格のイントラMXFファイルの書き出しにも対応。さらに幅広くご活用いただけます。
AVCイントラコーデック規格は、パナソニックが開発したProfessional P2製品シリーズ・カメラのための先進的な10ビットビデオ圧縮技術です。
AVCイントラコーデック規格が提供する10ビットの圧縮を利用するには、Calibrated AVC-Intra Create をお使いのノンリニアビデオ編集システム環境に追加するだけです。
出力可能なAVC-IntraとXAVCファイルは各規格が策定したフォルダ構造とデータ構造を維持しファイルを出力します。このため出力されたファイルは各規格のカメラやデッキで記録されたファイルと同様の構造とメタデータエリアを持ち合わせますので、各規格に対応した様々な機器での取り扱いが可能になっています。
また、Calibrated AVC-Intra Createはユニークなエンコード済みデータへのFinal Cut Pro Xメタデータ更新機能を提供します。この機能によってエンコード後のAVC-Intra .MOVファイルにリール名称, シーンやローケーション情報、クリップメモなどの情報を追加修正ができます。 埋め込まれたメタデータはFinal Cut Pro Xでインポートされると読み取ったり確認したりできます。 さらにこの機能は、AVC-Intra .MOVファイルのタイムコードトラックから、QuickTimeタイムコード機能に対応したアプリケーションで活用できる新しいタイムコードを挿入できます
Calibrated AVC-Intra Create が作成したAVC-Intra.MOVファイルを対応アプリケーションでネイティブAVC-Intraファイルとして無変換でインポートが可能です。 これによりOSの違い、アプリケーションの違いを超えた制作環境における「素材の共有」と「素材の流通」をAVC-Intra規格が司ることで、作業効率を抜本的に改善します。
(* 無変換で読むには別途Calibrated{Q} MXF Import とCalibrated{Q} AVC-Intra Decode が必要です)
備考
10ビットYUV422および16ビットRGB(A)444(4)色空間を持つファイルからのエンコードは、Calibrated AVC-Intra Createにそれらの色空間を伝えるアプリケーションに依存します。 Calibrated AVC-Intra Createアプリケーションがそれらのより高いビット深度をサポートしていない場合は、8ビットYUV422または8ビットRGB(A)444(4)を用いて符号化が行われます
* ご注文の前に必ずデモ版で動作のご確認をお願いします。
(キャリブレイテッド AVCロングG クリエイト Mac / Windows版)
Calibrated AVC-Long G Create はエンコード=書き出し専用のコーデックです。 これを使用することでパナソニックP2 AVC-Long G 規格MXFファイルを、対応の各種アプリケーションから書き出すことが可能になります
AVC-Long G規格は、パナソニックが開発したProfessional P2製品シリーズ・カメラのための先進的な10ビットYUV422ビデオ圧縮技術です。
Calibrated AVC-Long G Createをお使いのノンリニアビデオ編集ソフトに追加するだけでこの先進的なコーデックを活用することができます。
また、Calibrated AVC-Long G Createはユニークなエンコード済みデータへのFinal Cut Pro Xメタデータ更新機能を提供します。この機能によってエンコード後のP2 AVC-Long G 規格MXFファイルにリール名称, シーンやローケーション情報、クリップメモなどの情報を追加修正ができます。 埋め込まれたメタデータはFinal Cut Pro Xでインポートされると読み取ったり確認したりできます。 さらにこの機能は、P2 AVC-Long G 規格MXFファイルのタイムコードトラックから、QuickTimeタイムコード機能に対応したアプリケーションで活用できる新しいタイムコードを挿入できます
* ご注文の前に必ずデモ版で動作のご確認をお願いします。
(キャリブレイテッド AVCロングG デコード Mac / Windows版)
Calibrated AVC-LG Decode はマルチスレッド対応のデコード専用QuickTimeコーデックです。 パナソニック AVC-Long GとソニーXAVCロングGOP規格のMXFと.MOVファイル を QuickTime Playerやその他のサードパーティ製QuickTimeアプリケーションでネイティブに読み込むことができます。
calibrated{Q}AVC-LG Decodeとcalibrated{Q}MXF Importを併用することでXAVCロングGOPのMXFファイルのネイティブ読み込みを対応の各種アプリケーションに提供します。QuickTimePlayer7やCatDVでXAVCロングGOPのMXFファイルを取り扱うことができます。
Calibrated{Q} AVC-LG Decode をインストールすることでアドビCreative Suite CS5.0 / 5.5 / 6.0、CreativeCroud CC / CC2014 / CC2015に独自のXMLパッチファイルを追加します。このXMLパッチファイルは対応アドビ製品におけるデコード性能を大きく向上させます。またYUV422(8bit / 10bit)カラースペースのデコードパフォーマンスを改善します。
付属の Calibrated{Q} AVC-LG Decode Options ユーティリティー はQuickTimeガンマ補正のオンオフが選択(デフォルトではオフ)できます。また、YUV→RGBやガンマ、クロマと6つのメニューで調整が可能です
* ご注文の前に必ずデモ版で動作のご確認をお願いします。