1-5 LiveGrade - ユーザーインターフェース - スロットビュー
LiveGradeでの快適な作業には、ワークフローに合ったデバイスを適切に管理することが重要です。 LiveGradeの「スロットモード」は、ハードウェア機器をシンプルに管理できます。 1つのスロットに複数の機器をひとまとめにグループ化して、同時に同じグレード情報を送り込むこともできます。
図1: スロットモード
選択中のスロットは青色で表示され、グレーディング調整操作がスロットの機器すべてに送られ、リアルタイムにライブ映像信号に反映されます。
スロットの詳細情報
図3: スロットセレクタの詳細情報
それぞれのスロットは、任意の名称を付けられます。
スロットで使用されるグレードの名称も表示されます。 スロット名はLiveGradeから自動的にABC順に命名されます。 「イメージフィルタ」ボタンでは、グレード適用後の映像の表示や、カラー処理をバイパスして元の映像を確認したり、フォルスカラーモードの切り替えができます。
さらに、スロットに複数の映像ソースを追加して、新たなグレード作成の参照用に利用することもできます。 これら複数の映像ソースはライブラリからクリップをドラッグ・ドロップして追加できます。ビデオ入力デバイス信号の追加でも同様に映像ソースを追加できます。詳細については「LiveGrade - UI - イメージビューアー」を参照ください。
イメージビューアー
イメージソースを取り除くには、右クリックから「Remove」を選びます。
スロットはLUTデバイスをリスト表示し、接続状態とともに スロットにリスト表示されたデバイスは、「デバイスマネージャー」で管理が行えます。
警告 : Warnings
図4: 警告アイコン
スロットが割り当てられている機器のいずれかに接続の問題が発生すると、黄色い三角マークで警告を表示します。この警告マークにマウスポインタを合わせると、障害についての詳細情報を表示します。