RAIDのリビルド
CineRAIDはホットスワップ(製品の電源を切ることなくHDDの交換ができる機能です)対応です。ディスクドライブにトラブルが発生しますと、RAIDカードからのブザー音とエンクロージャ全面のLEDが赤になり障害発生を知らせます。
リビルドの開始の前にMRAIDを起動し、交換する予備ドライブを準備し、以下の手順で行います
Step 1 / MRAIDウインドウのSystem Controls > View Events / Mute Beeperをクリックし、どのドライブがトラブルを起こしているのかを確認します。
NOTICE : できる限りPhysical Drive > Identify Drive を実行し、エンクロージャのLEDの点滅を確認して、どのドライブを交換すべきかを確認することを強く推奨します
Step 2 / MRAIDウインドウのInformation > RAID set Hierarchyをクリックし表示させる
Step 3 / 該当スロットから故障ドライブを抜き、交換するドライブを差し込む
NOTICE : この時電源を切る必要はありません。ホットスワップ対応です
Step 4 / 自動的にリビルドが開始される
NOTICE : 開始まで数10秒かかる場合があります
Volume State表示が “ Degrade “ から “ Rebuild “ に変わりますとリビルドが進行中です
Rebuildの進捗状況があわせて%表示されます
※ホットスワップが効かない場合のリビルド
電源を切った状態でドライブを交換すると、ホットスワップが有効になりません。
ホットスワップが効かない状態でリビルドをする方法を解説します。
- MRAIDウインドウのRAID SetFunction > Create Hot Spareを表示し、交換したドライブとその他のドライブのチェックボックスを入れ、”Confirm The Operation”のチェックボックスを入れSubmitをクリックします。
- MRAIDウインドウのRAID SetFunction > Activate Incomplete Raid Setを表示し、RAID Setを選択してSubmitをクリックします。
- リビルドが開始されます。
※注意 : リビルドの開始まで数十秒かかる場合があります。Volume State表示が “ Degrade “ から “ Rebuild “ に変わりますとリビルドが進行中です。
Rebuildの進捗状況がパーセント表示で表示されます。