「just:play」はビデオや静止画といったファイル化されている素材やテロップグラフィックス以外に、スタジオからの信号や、中継されてくる信号など、外部から入力される信号素材も送出用のソースとして取り扱うことができます。
ミキサーやビデオルーター操作によるオーソドックスな手段や、ビデオ入出力デバイスのパススルー機能を設定して実現することが可能です。以下にライブ信号を取り扱う方法を挙げています。

■ パススルーチャンネル活用による単一ライブ信号ソースの利用
live1

AJA社製ビデオ入出力デバイス内蔵のダウンストリームキーヤー機能を切り替えることで出力をQTムービープレイアウトからライブソースへのスイッチングを行う方法。

■ パススルーチャンネル活用による複数ライブ信号ソースの利用

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前述のAJA製機器のダウンストリームキーヤー機能とルーター制御とGPIイベントを設定することでパススルーモード利用時の複数ライブソースの切り替えを行う方法。

■ オーソドックスな構成例

live3

ルーター制御とGPIイベントを設定してQuickTimeムービー送出とパススルーモードの切り替えを行います。
送出とテロップは別々の端末から実行されますが、送出に関する制御は単一のユーザーインターフェイスから操作されます。

(注意) この構成例では、さらにルーターを制御することで「just:play」を単なるプレイヤーとして動作させることができます。