Silverstack Lab と 「ARRI Webgate」の連携活用

デイリーと一緒にALEでメタデータを出力

Silverstack Labでトランスコードをする目的として、カメラで収録したままの撮影データから、試写用のラッシュを出力が挙げられます。

出力されたラッシュは、撮影監督やディレクターなどの人員が、撮影後時間を空けずに試写を確認することができます。これらのラッシュデータは、webベースのプラットフォームにアップロードするなどして、関連する制作スタッフ全員が参照できるようにするのが一般的です。

こうしたサービスの一種としてARRIが提供するクラウドサービス、 「ARRI Webgate」は、ALE(Avid Log Exchange)に対応し、トランスコードされた映像クリップ群と一緒に、対応するメタデータを提供します。「Silverstack Lab」は、ARRI Webgateを利用したワークフローと連携し、ARRI Webgateへのアップロードに最適化されたALEファイルを生成することができます。さらにメタデータのALEファイルをトランスコードと同時に直接出力することもできます。これにより、「Silverstack Lab」によるトランスコードの完了とともにクリップとメタデータがすぐにアップロードできるようになり、ARRI Webgateで参照できるようになります。

ALEを活用してメタデータを引き継ぐことで、フラッグやシーンなどテイクの各種情報をARRI Webgateが的確に解釈できる形式で引き渡すことができます。

この新しい連携機能により、ARRI Webgateを核とした強力なデイリーワークフローを確立できます。